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北京旅遊記(9)天壇公園編−2


  
天壇のメインは祈年殿。
輿で記念写真  左の写真は、その手前の祈年門
  輿(こし)の所には衣装や冠などが置いてある。
 皇帝や皇后気分で記念写真が撮れるのだと思う。
(お値段は、聞いてません)

 さて、右下の写真は、祈年殿に目もくれず、熱心に鼎をのぞきこむランニングシャツ姿のおじさん。
 ツアー客おそろいのオレンジ色のキャップが素敵だぜ。  

  私もこの鼎とゆうか香炉は印象的だった。「大清光緒年製」と彫り込んである。

 「ああ〜。珍妃の生きていた時代か〜」なんて思うのだ。

 さて、祈年殿の全体像を。
 左下は文革期の祈年殿だが、特にスローガンなどはない。基壇の所に植木鉢を配するなど、なかなかソフトムード。
 右下は現在だが、額がきれいになっている。それと、三層の建物は、下から地、人、天を象徴しているそうだが、最下層の格子窓等をきれいな茶色に塗りなおしている。 
なぜか惹かれる香炉

 祈年殿の中には通常入れない。週末の夜はライトアップしたり、内部にも入れる特別ツアーがあるそうだ。

文革期の祈年殿 現在の祈年殿

 無理に内部を撮ったのが右下の写真。

 『週刊地球旅行No10』(98年5月。講談社)の解説によると、赤地に金の模様の柱は龍井柱と呼ばれ、4本(写真では2本しか写ってないが)の柱が四季を象徴しているとか。

 さて、ここから長い廊下(七十二長廊)を通って、東側の出口に向かう。

 故宮は、皇帝を象徴する黄色がメインだが、ここは天が主役なので瓦も故宮のように黄色ではなく青い瑠璃瓦。
 青と緑の組み合わせが鮮烈である。南洋の蛇のようだ。

 廊下の欄干の所ではおじさんが寝ている。子どもも寝ていた。おばあさんも寝てる。いっぱい寝ている。
祈年殿内部

 鳥かごを地面に置き、自慢しあっているおじさんもいた。いかにも、中国という感じだ。

気持ちよさげに寝ている  ある一角では、何組もが欄干に向かい合ってまたがり、カード遊びをしている。将棋のようなものも。

 「上半身はだかのおじさんが多い」
 「どこでもトランプしてる」というのが、子どもらの「中国の印象」である。

 東門から出て、次の目的地へと向かう。 

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